正社員がいいなぁって転職を考えている50代だけど、
何か転職するにあたっての心得とかコツはあるかな?
こんなふうに悩んでいる50代中高年の人もいるでしょう。
この記事では、転職を考える40代50代の中高年の人に心得やコツをまとめました。
中高年の転職の理由は?
中高年の転職は難しいと言われていますが、転職を考えている人はどのような理由で転職を考えているのでしょうか?
離職のトップ3
1 自己都合(74.5%)
2 倒産・整理解雇・人員整理による勧奨退職(8.1%)
3 契約期間の満了(6.9%)
「自己都合」がすべての年代でトップですが、40代でもトップの離職理由になっています。
自己都合による離職の理由としては、
1 満足のいく仕事内容でなかったから(30.3%)
2 労働条件(賃金以外)がよくなかったから(24.2%)
3 会社の将来に不安を感じたから(23.9%)
自己都合の理由は人それぞれあるようですが、仕事に関する不満などが多いようです。
中高年になると、会社で「人間関係がうまくいかなかったから」や「転職するならば少しでも若いうちに」という理由で転職を考える人も多くなってくるのかもしれませんね。
転職の心得
中高年(40代、50代)の仕事探しは、20代、30代とは様々な面で違ってきます。
数々のことを心得ておきましょう。
1 長期戦は覚悟する
中高年の転職は、なかなか良い条件が見つからなかったりと時間がかかります。
あせらず、じっくり検討して、納得のいくように職を探してください。
2 正社員以外も検討する
中高年で正社員を募集している会社は、職種によりますが、多くはないようです。
正社員以外にも、契約社員や短期バイトなども検討してみましょう。
3 気持ちを切り替える
前職の給与や待遇をいつまでも引きずらないようにし、新しい職場での活躍をイメージして、新たな気持ちで職を探しましょう。
ハローワークでは見つけづらい?
厚生労働省では、雇用に関する様々な調査を行っていますが、2015年3月に発表された「職業紹介事業報告の集計結果」によると、
民間の有料紹介事業での求人数が約340万人に対し、無料職業紹介事業(ハローワーク)での求人数は66万人だったそうです。
有料紹介所の求人数の方が、ハローワークの求人数よりも、5倍以上多いということでした。
転職を考える時、まずハローワークで探そうとする人が多いようですが、ハローワークだと求人数が少なくて、なかなか見つけづらいようです。
ハローワークで探すのと同時に、転職サイトなどに登録しておくのが良い方法といえます。
転職サイトに登録しておこう!
少しでも良い条件の転職先を見つけるために「転職サイト」に登録しておきましょう。
転職サイトのメリットは、
- インターネット環境があれば、すぐに転職活動が出来ます。スマホでもOKですね。
- 自分のペースで転職活動が出来ます
- 求人数が豊富
- スカウト機能がある
- 無料で利用できる
などが挙げられます。
まずは、おすすめの有名転職サイトに登録しておきましょう。
ハイクラスの転職を希望するならこちら
転職エージェントも検討しよう
転職サイトに登録したら、転職エージェントにも登録しておきましょう。
転職エージェントのメリットは、
- 転職サイトで掲載されない非公開求人を紹介してもらえる
- 業界の裏事情を教えてもらえる
- あなたのことを企業の人事にアピールしてもらえる
- 面接の日程調整・交渉を代わりにやってもらえる
などが挙げられます。
転職エージェントを利用すると、個人での転職活動では得られない数々のメリットがあります。
転職サイトの登録と同時に、転職エージェントにも登録しておきましょう。
おすすめの有名転職エージェントはこちら
派遣サイトにも登録しておこう
派遣で働くということは、正社員とは違う働き方が出来ます。
派遣で働くメリットを見てみましょう。
自分のライフスタイル・希望条件にあわせて働ける
派遣は、職種や仕事内容、勤務時間や就業場所などさまざまな条件でライフスタイルにあわせて自由に選択ができます。
特定の分野やスキルを磨きたい方や時間的な制約がある方にオススメの働き方です。
いろいろな企業や職場を経験してスキルアップできる
憧れの大手企業から、働きがいのあるベンチャー企業までいろいろな企業や職場を経験できるのも派遣ならではのメリットです。
さまざまな職場を経験することでスキルアップすることも可能です。
キャリアを活かした仕事を選べる
あなたの今までの経験やスキルを活かした仕事が選べます。
より自分の専門的な知識や経験を活かせるような企業を見つけられる可能性が広がります。
おすすめの派遣登録サイトはこちら
まとめ
中高年の転職は、難しいと言われていますが、転職サイトやエージェントを使ったり、工夫をして気持ちも切り替えて新しい職を探しましょう。
中高年には、若い世代にはない有利な点も多くあります。
転職を決意した時の自分を思い出して、長期になるかもしれない転職活動を継続していきましょう。