最近、部下が自分の指示したことをしてくれなくて、すぐに怒ってしまうことが多くなったな。
50代中年にもなって怒ってばかりだと嫌われちゃうよな。
この「怒り」、どうにかならないかな?
何か良い方法があったら、知りたいな。
こんなふうに、怒ってばかりで悩んでいる中年男性も多いかと思います。
この記事では、「怒り」について、「怒り」をなくす方法などをまとめました。
人はなぜ怒ってしまうのか?
怒りの原因は、何なんでしょうか?
「そんなこと言わなくても、わかるだろう!」
「そんなの当たり前だ。なぜできないんだ!」
50代中年にもなると部下もいて、指示することが多いと思いますが、
こんな風に怒りがこみあげてくることがあるでしょうが、
この怒りの原因は相手でもなく、環境でも状況でもなく、自分の中にあるのです。
自分の理想や期待、願望が裏切られたときに「怒り」が生まれるのです。
怒りとは何か?
「怒り」とは、専門用語でいうと「防衛感情」です。
生き物は敵が現れたとき、アドレナリンを分泌して体を緊張・興奮状態にして、
相手を襲うか逃げるかの究極の判断をするそうです。
その命令を体に下すのが、「怒り」という感情で、生存本能に組み込まれたとても原始的なものだから、
絶対になくすことはできないのです。
でも、現代では、敵が現れて襲われることはまれで、そんなに強い「怒り」は必要が無いはずです。
それなのに、「怒りっぽい人」と「怒りっぽくない人」がいるのは、なぜなんでしょう。
それは、人によって、怒りに対する「耐性」の差があるからなんです。
例えば「怒りの耐性」は、その人がどれくらい怒りやすいかを「コップの大きさ」で説明できます。
コップが大きい人は許せる許容範囲が広くて、コップが中くらいだと、他人の価値観に寛容になれないことがしばしばあります。
コップが小さい人は、異なる価値観をなかなか受け入れられなくて、すぐに「怒って」しまうのです。
あなたもこんな経験があるはずです
- 一度ムカッとすると、いつまでもいつまでもそれを引きずってしまい忘れられない
- 家に帰ってから何度でも思い返してイライラし、他のことが手に着かない
- ついむっつりと黙り込んだり、不機嫌そうな顔をして周りの雰囲気を悪くしてしまう
- カッとなると自分でも止められず、大声を出してしまう
- 物に当たってしまう。せっかく買ったものを壊したり、壁をガンガン叩かずにはいられなかったり…。
- 自分でも「こんな小さなことで…」と思うのに、毎日しょっちゅう些細なことにイラッとしてしまう
- 怒りを我慢することにエネルギーを使ってしまい、その疲れで何をする気力もなくなってしまう
- 「今日もまた怒ってしまった…」と自分のことが嫌になり、自分自身を責めてしまう
- いつも笑顔でいるように心がけているが、その場で我慢できてもあとから別のところで怒ってしまう
- 怒りを発散するため、暴飲暴食をしてしまう
- 怒ると頭が真っ白になり何も言えなくなる。あとから「もっとこう言えばよかった…」と後悔する
このような経験をして落ち込んだことがあるのではないでしょうか?
怒るのは悪いこと?
多くの方が小さなころから、「怒るのは悪いことなのだ」と教わり育ちます。
もちろん、怒ったからといって暴力をふるうようなことは私も良くないとは思いますが、
ただ怒りを感じたというただそれだけのことで、悪いことをしたことになるのでしょうか?
たとえば、こういうのはどうでしょう?
- 怒りを感じた瞬間「あっ、怒りだ。この怒りはこの場で消そうっと」と自分で怒りをすぐに消すことができる
- 「よし、あと1分くらい怒って、そのあとは怒らない」と、怒りを自由に感じたり消したりできる
- つい腹が立つ出来事を思い出したときも、自分の意思で「考えるのはやめよう」と怒りを引っ込められる
- カッとなり「ふざけるな!」としか言えなかったのに、落ち着いて自分の要望をきちんと言えるようになる
- 怒りは自在にコントロールできるので、我慢することにエネルギーを使うことがないため疲れない
- 怒りたくないときには怒らないでいられるので、「怒ってしまった」という自己嫌悪を感じることがない
- 自分でうまく怒りを昇華できるので、暴飲暴食に走ったり、人や物に八つ当たりすることがない
- いつまでも怒りを抱え込まないので、怒っているせいで物事に集中できないということがない
- その場で動揺せず、適切な行動を取れるようになるので、あとから「ああしておけばよかった」と後悔しない
どうでしょう、これでもまだ怒るのは悪いことでしょうか?
「いや、それなら別に…。
自分も辛くないし、人に嫌な思いをさせるわけでもないんだから、いいんじゃない?」
と思ったのではないでしょうか。
そう、問題は怒りという感情があることそのものではない。
その感情を「うまくコントロールできないこと」のほうですよね。
怒りは我慢するしかない?
これまた多くの方が、怒りという感情はコントロールできるものだということを知らずにいます。
それもそのはず、小さなころから怒ったときには、
- 「静かにしなさい!」
- 「ダメでしょ!!」
- 「我慢しなさい!」
と言われるだけで、なにがどうダメなのかは教えてもらえない。
学校の道徳の授業でも、怒るのは良くないとは教わっても、
怒りのコントロール術について教えてもらえることはない。
なぜならそもそも教えている側さえ、コントロールする方法について知らないのですから。
自分が我慢するという方法しか知らないものだから、
人にも「我慢しなさい」としか教えられないのだと思います。
でも、私はいつもこう思います。
「いつもニコニコ、前向きでいるのが大切だというのならば…、
『どうすれば怒りを操作して、いつもニコニコしていられるようになるのか?』
ということについても話す必要があるのではないのか?
そうじゃないとほとんどの人はただただ、怒りを押し殺すだけになってしまうじゃないか。
怒りは、押し殺したところで消えるものでもないのに…」と。
そう、怒りは我慢して消えるものではない…。
それはあなたももうよくわかっていると思います。
今まで、怒りを強引に「ないこと」にして消えたことなどあったでしょうか?
その場ではなんとかこらえても、その反動が別のところで出たりなど…、
きっと、我慢してきれいに消えてなくなってくれたことなど一度もないと思います。
あるものを、ないことにはできない。
けれど、あるものを上手に扱うことならば可能です。
暴れ馬の調教は21日間でできる
「怒りの暴れ馬」なんて言葉もありますし、ここでも怒りを馬にたとえてみましょう。
多くの方は怒りを感じたとき、
- 「怒っちゃダメだ、ダメだ!!」
- 「私は怒ってなんかない、怒ってないんだ…」
- 「なんで怒っちゃうの!?私のバカ…!」
という反応をしてしまいます。
これは馬の扱いを知らないままに乗ってしまい、馬が暴走し始めたときに、
「走っちゃダメだ、ダメだ!」と叫んだり、
「馬は暴走したりしてない、してない…」と思い込もうとしたり、
「なんで走るの!?バカ!」と責めているようなもの。
しかしこれでは馬が止まることはありませんし、
扱いを知らない限り、いつ暴走するのかと怯えながら乗っているしかありません。
でも、あなたが馬の扱いをよく知っているならどうでしょう?
好きな時に歩かせたり、走らせたり、止まらせたりできる。
だとすると、それは恐れるような馬ではありませんよね。
怒りも同じです。
怒りの扱い方さえ心得ていれば、
「どうして怒ってしまうのだろう?」
「また怒ってしまうかも…」
なんて、怒りに手を焼くことはなくなります。
扱い方さえ知っていれば、怒りは恐れるような感情ではないのです。
それに、本物の馬を調教するわけではないのですから、半年も1年もかかるということもありません。
あなたが怒りを操作できるようになるためにかかる日数は、約21日間だとお考え下さい。
3週間で、あなたが怒りをコントロールできるようになる「ある方法」があるのです。
怒りをコントロールする「ある方法」
その「ある方法」とは。。。
「21日間であなたは変われる。怒りをコントロールする方法」
を、あなたにお届けいたします。
もう「怒ってはいけない」などと怒りを抑えつける必要はありません。
あなたが怒りを手なずけるまで、あとたった21日です。
この方法で、あなたは「怒り」から解放されるのです。
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