実績がないと厳しい
50代の転職は難しいと言われています。
企業が50代の転職希望者に求めるものは何でしょうか?
人材不足の企業では、人手を確保しようと思っているでしょうが、あえて50代の転職希望者を採用する理由は、
経験と実績を求めているのです。
では、異業種への転職で実績や経験がない人は、転職が出来ないのでしょうか?
かならずともそうとは言いきれません。
経験や実績がない方は、それを求めない業界への転職を検討すればいいわけです。
では、経験や実績を求めない業界はどこでしょうか?
次にまとめました。
未経験でもOKな業界は?
タクシー業界
現在のタクシー業界は深刻な人材不足に悩まされています。
運転者のピークであった約38万人から約30万人に減少が続いていて、少子高齢化の日本においてこの傾向はより進むとみられています。
タクシー業界の人材不足の理由として、運転者の高齢化、訪日観光客の増加、低賃金・過酷な労働環境などが挙げられます。
人材不足対策として、第2種免許の受験資格の見直しや相乗りタクシーの実証実験、女性運転手の採用なども行っているようですが、人材の確保は難しいようです。
介護業界
高齢化が進む日本において、数年前から介護業界の人材不足が問題視されています。
介護職員の数は増加傾向にあるようですが、介護サービスを必要とする人の伸び率が非常に高くなっているようです。
需要の拡大が急すぎて、供給が追いつていないのです。
また、介護業界の給与が他職種と比べて低いことが、自人材不足の原因にもなっているようです。
自動車業界
自動車保有台数は増加の一途を辿っているのですが、整備士は激的に不足しているようです。
実際に自動車整備会社を運営している2社に1社が整備士不足を訴えています。
少ない整備士に仕事が集中するので労働環境も良くなく、今後も整備士不足は続くと予想できます。
運送業界
インターネットの普及により、オンラインショッピングをはじめとする通信販売は爆発的に増えて、仕事量が増えているにもかかわらず、その一方で人手不足が運送業界全体の問題になっています。
運送業界の人手不足の原因は、急にドライバーが大量に辞めたからではなく、ネット通販などにより仕事量が増えたからのようです。
ビルメンテナンス業界
ビル管理・設備管理は、人材不足と言われることが多い業界です。
人材不足の理由として、世間一般的に認知度が低い仕事で、裏方の仕事なので、人気が無いようです。
汚れ作業などもあるので、ブルーカラーの仕事でもあります。
また、資格が重要な業界なので、ビル管理に必要な資格をある程度取得して、実務経験があれば比較的簡単に転職ができてしまうという理由もあるようです。
チャレンジしてみよう!
これら経験や実績を必要としない業界もあるので、自分が出来そうと思ったらチャレンジしてみましょう。
転職が厳しいと言われている50代ですので、必要とされている業界に飛び込んでみるのもいいかもしれません。
仕事を始めてみると、案外自分にあっていたり、新たな発見があるかもしれませんよ。
新しいことを始めることはとても勇気が必要ですが、転職を成功させるために頑張りましょう。
転職サイトや転職エージェントも活用しよう!
効率的に転職活動を行うためにも転職サイトや転職エージェントに登録しておきましょう。
転職サイトや転職エージェントをまとめた記事はこちらです。
業界に特化した転職サイトを活用しよう!
転職サイトや転職エージェントに登録する際に、その業界に特化した転職サイトや転職エージェントもあります。
自分で決めた業界があるなら、その業界に特化した転職サイトや転職エージェントを利用しましょう。
介護職に特化した転職サイトや転職エージェントの記事はこちら
まとめ
転職が厳しいと言われている50代ですが、人材不足の業界もあります。
そのような業界に転職を決めるのも良い方法かもしれません。
初めての経験になるとおみますが、新たな発見があって、
今までと違った人生を歩めるかもしれません。
モチベーションが高く持って、転職活動を頑張ってください。